上顎前突(出っ歯)上の歯が前に出る
いわゆる『出っ歯』と呼ばれるものです。横から見たときに、上の前歯が下の前歯に比べて、極端に前に出ている状態をいいます。
原因として考えられるもの
- 遺伝的なもの
- 長期(4才以上)に続いた指しゃぶりや舌を突き出す癖
- 鼻疾患によるもの
ハンディキャップ
- 口を閉じづらく、笑うと歯ぐきが見えやすいため、心理的な問題やコンプレックスになることが多い
- 発音障害を起こすことがある
- 虫歯や歯周病になりやすい
- 咬む能力が低下することがある
- 顎に負担がかかり過ぎ、顎関節症の原因になることがある
- 自律神経失調症や不定愁訴になることがある
- 上の前歯に外傷を受けやすい
この症例の特徴と悪影響
上顎前突は、外見上とても目立ってしまうので、お悩みになる方が多いと思います。そのため、唇で前歯を隠すようにお話する方が多いのですが、それでは隠すことが出来ません。
そして、非常に残念なことですが、子供の頃に友達から嫌なあだ名をつけられて、心の大きな傷になってしまうことが多いようです。
しかし、矯正によって『出っ歯』を治療すると、口元がスッキリして顔全体の印象がガラッと変わるのです。
そのことにより、多くの方が見た目のコンプレックスから解放され、「自分に自信が持てるようになりました」と仰るのです。
また、見た目以外でも、前歯でしっかり咬めるようになるというメリットがあります。
また、子供の頃にはとても治療しやすいという点も、この症例の特徴です。もちろん、大人の方でも、しっかりと治療を行えば、とても綺麗な歯並びになります。
是非、矯正治療を行ってあなた本来の自信を取り戻して下さい。