口内炎を早く治す方法はあるの?9つの方法!

口内炎を早く治す方法はあるの?9つの方法!
口内炎ができると、痛くて食事がしにくくなりますし、しゃべる時にも痛いですし、ひどい時には何もしていなくても痛みがあって、とにかく早く治ってほしいですよね。

痛みがあると気分が晴れずイライラしてしまうなど、周囲の人にも悪い影響を与えかねません。

口内炎は一度できると、治るまでひたすら我慢しないといけないもの、というイメージのある人もいる方もいるかもしれませんが、実は早く治す、早く楽にできる方法があります。

 

1.口内炎が出来る原因について

1-1免疫力の低下

疲れの蓄積、睡眠不足、不規則な生活、ストレス、病気などによって免疫力が低下すると口内炎にかかりやすくなります。

 

1-2唾液の減少

お口の粘膜は唾液で保護されていますが、何らかの原因で唾液が減少、もしくは唾液が乾いた状態になると、粘膜が簡単に傷つきやすくなって、口内炎がおきやすくなります。

唾液が減少する原因としては、薬の副作用、ストレス、口呼吸、タバコ、放射線治療、加齢などが挙げられます。

 

1-3物理的な刺激

お口の粘膜を傷つけるような物理的な刺激を起こすものがお口の中にある場合、口内炎ができやすくなります。

具体例としては、虫歯によって欠けた歯、治療途中の歯、入れ歯の金具、矯正器具、斜めに生えた親知らずといったものが挙げられます。

 

1-4口内の不衛生

口の中に傷がついたからといって必ずしも口内炎になるわけではありません。お口の中が不衛生で口内細菌が多い場合、傷口に細菌感染が起こりやすくなり、そこから口内炎が起こりやすくなります。

 

1-5栄養の偏り

栄養の偏りも口内炎の原因のひとつとして数えられています。
とくにビタミンB群不足がその原因だとされています。

 

1-6全身疾患

全身疾患の一症状として口内炎が現れる場合もあります。
たとえば、ベーチェット病、ウイルス感染症、自己免疫疾患、クローン病、エイズ、梅毒といった病気が挙げられます。

 

1-7歯磨き粉の界面活性剤

数多いケースではありませんが、口内炎を繰り返す人の中には、歯磨き剤の泡立ち成分である界面活性剤が合わずに口内炎ができることがあります。

 

1-8喫煙

タバコを吸っている場合、口の中が乾きやすくなり、粘膜が唾液で保護されずに口内炎ができやすくなります。

また、タバコの成分により血流が低下してしまうことも口内炎のリスクにつながります。

 

2.口内炎を早く治す9つの方法

2.口内炎を早く治す9つの方法

口内炎を早く治すためにできることとして9つ、自分でできる方法、歯科医院でできる方法に分けてご紹介します。

<自分でできる方法>

2-1休息をしっかりとる

疲れや睡眠不足、体調不良によって下がった免疫力を回復するためには、とにかく休息をゆっくりとって体力を回復することが大事です。

 

2-2栄養不足を解消する

栄養バランスがとれていない場合には、バランスの取れた食事を摂る、そして必要に応じてビタミンB群のサプリメントを摂るなどし、栄養不足解消に努めましょう

 

2-3口内の清潔を保つ

口内炎が痛いからと歯磨きがおろそかになっていると、口内炎がなかなか治りにくくなってしまいます。
口内炎の部分を刺激しないようにしながら歯磨きはしっかりと行い、お口の清潔を保つようにしましょう。

 

2-4タバコを吸わない

タバコを吸っていると口内炎の治りは悪くなりますので、早く治すためには控えるようにしましょう。

 

2-5市販の口内炎治療薬を使ってみる

症状がつらくて歯医者に行く時間もない、という場合にはドラッグストアの口内炎治療薬を使ってみてもよいでしょう。

 

2-6歯磨き剤を変えてみる

もし、歯磨き剤が原因の可能性がある場合には、歯磨き剤を使わずに磨いてみるか、泡立ち成分の入っていない歯磨き粉を試してみるのも一つの方法です。
歯磨き剤の泡立ち成分として代表的なものとしてはラウリル硫酸ナトリウムが有名です。

 

<歯科医院でできる方法>

より効果の高い方法で治療したい、もしくはとがった歯や矯正器具などが刺激して口内炎になっている場合には、歯科医院で対処してもらいましょう。

 

2-7口内炎の原因となっている部分を治療する

お口の中を刺激している、傷つけている原因が明らかにあり、それのせいで口内炎ができている場合には、その原因に対する治療が必要です。

 

2-8レーザーで治療する

歯科医院によっては歯科用レーザーを備えており、レーザーの種類によってはそれを照射することで口内炎を改善することができます。

具体的には、炭酸ガスレーザーを口内炎の部分に当てると、表面が凝固し、接触した際の痛みを感じなくすることができます。

短時間の照射で十分な効果が出ますので、早く痛みから楽になりたい、という方にはおすすめです。

 

2-9口内炎の薬を処方してもらう

口内炎用の軟膏は炎症をしずめ、それに加えて表面を保護してくれますので、口内炎の痛みをいち早く楽にすることができます。

 

3.口内炎を根本から治す方法はあるの?

3.口内炎を根本から治す方法はあるの?

口内炎は単一の原因によって起こるものというよりは、上で挙げた原因が複数絡み合うことによって起こるといったほうがよいでしょう。

口内炎の治療は通常、対症療法といって、できてしまったものに対する治療が主になりますが、口内炎の原因をしらみつぶしに解決していくことで根本的にできにくくすることも可能です。

基本的には次に挙げることを意識して行うとよいでしょう。

 

3-1 口の中に傷をつけない

口内炎は粘膜に傷がついたところからできるケースが多いです。そのため、明らかに傷つけるようなものがある場合にはそれに対処する必要があります。

 

3-2口の中の細菌を増やさない

口の中が傷ついたからと言って必ずしも口内炎になるわけではありません。
傷になった部分に細菌が繁殖することで口内炎ができてしまいますので、お口の中を不衛生な状態にしておかないことも重要です。

毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯科医院で定期的なクリーニングを受けること、そして、プラスアルファの対処として、殺菌効果のある洗口剤で口をゆすぐというのもおすすめです。

細菌の数が少なくなることでおのずと口内炎もできにくい環境になっていくでしょう。

 

3-3口の中を乾燥させない

粘膜の保護を担っている唾液が十分に口の中にあることも欠かせない条件です。
口の中は唾液があるのが当たり前、と思われがちですが、近年ドライマウスといって口の中が乾き気味の人が増えています。

この原因として、口呼吸や薬の副作用、歯並び、ストレス、タバコなどが挙げられますが、その原因を解決する、もしくは原因解決が難しい場合には水分をこまめに摂取して口の中を乾かさない、といった対処も効果的でしょう。

 

3-4栄養不足にならないようにする

偏った食生活が原因で、必須ミネラルやビタミン不足の人が増えています。
このような栄養素の不足は、体の正常な機能を失わせ、傷の治りを悪くして口内炎になりやすくなったり、できた後も治りにくくなったりすることにつながります。

そのため、食事は栄養バランスを意識して摂ることが大事です。

 

4.まとめ

口内炎は、できやすい人とそうでない人がいます。
できやすくてしょっちゅう口内炎に悩まされているという人は、今回挙げた原因に心当たりがあるのではないでしょうか。

口内炎ができやすい人は、「そういう体質なのだ」とあきらめてしまっていることが多いですが、口内炎を起こす原因に一つ一つ対処していくことで、できにくくなる可能性がありますので是非試してみてください。

なお、口内炎が2週間以上続いている場合には口内炎でない可能性がありますので、一度早めに歯科を受診するようにしてください。

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この記事の監修者

医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 理事長・院長 歯科医師 中村 幸生

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